①コーヒーとチョコレート発酵食品としての共通点

 

 

 

❶カカオの話し。

チョコレートができるまでには…

 

「カカオベルト」と呼ばれる高温多湿の熱帯地域

 

以下のような条件を満たした土地で栽培が可能だということです

・北緯20度から南緯20度

・標高30-300m

・年間平均気温が約27度

・年間降雨量が1,000mm以上

 

 

カカオの木

・高さは6-7m、

・幹の太さは10-20cmで成木

・およそ3-4年目から実り始める

 

強い風や直射日光に弱い

シェードツリ* ーを農園周辺に栽培

 

* 一般的にはバナナの木

カカオが充分に育つまで風から直射日光を避けを守る

重たくラグビーボールほどの大きさであるカカオ

意外と繊細な植物

 

 

カカオはカカオベルトでしか栽培できず気候にも条件があると上記で記載しましたが、

 

中南米では

エクアドル

・コロンビア

ベネズエラ

 

西アフリカ地域では

・ガーナ

コートジボワール

 

東南アジアでは

インドネシア

 



 

約50か国

カカオの全世界での年間生産量は469万トン(2016/2017年の統計)

その中の主要7カ国で世界の生産量の約90%を生産します。

 

主要7カ国

コートジボワール

②ガーナ

インドネシア

エクアドル

カメルーン

⑥ナイジェリア

⑦ブラジル

 

カカオの起源とされる「中南米」では現在はそれほど生産されておらず、現在の主要な産地は「アフリカで」全世界の生産量の約75%を生産しています

 

 

カカオを生産している多くの農家は零細農家です カカオを栽培し収穫したものを麻袋に詰め、出荷するを繰り返しているため、最終的にカカオがどのような製品になっているのかほとんどの生産者が知らないと言われています 気温の高い熱帯地域ではチョコレートはとけてしまうため あまり流通していないということも生産者がチョコレートを見たことがない一つの要因かもしれない カカオは生産しているけど チョコレートは食べたことのない農家は多く存在するのです 多くのカカオ生産者とその家族は  極めて貧しい生活   を余儀なくされ    医療や教育 あるいは清潔な水の確保など基本的なサービスの利用も限られています   農村は町の中心から離れていることが多く   学校に通えるのはごく限られた  恵まれた子どもたち  だけ   生きていくためには 両親や他の家族とともに働かざるを得ないという  子供たち  も多くいるのですが  こうした負担を軽減し  カカオ生産者の生活を改善する より総合的な取り組みが進められています  

 

cacaotrace.com

 

 

 

続き。

a-yos.hatenablog.com

 

Jinrikisha coffee